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【作業と運動の違い】作業療法と理学療法ってどう違うの?

みなさんは、旅行は好きですか?

特に温泉地に行くのって癒されますよね~。

でも、ちょっと考えてみてください。

温泉にいっても、歩く、食べる、入浴する、寝る、排泄する・・・。「動作」と見ると普段の生活と全く同じではないですか?

普段と同じ「動作」をしているのに、どうして癒されるのでしょう?

あらためて考えると、とっても不思議ではないですか?

これが「作業」と「運動」の違いの秘密なのです。

作業」と「運動」の違いは、人間の感じ方の違い。

私は納豆が好きで、毎日食べていますが、外国人にとっては「腐った豆」にしか感じない人もいるみたいです。

自転車でヒルクライムしている人を見ると、「車で登れば楽でいいのに」と思ってしまいますが、本人に聞くと爽快で気持ちがいいんですって。

世の中には、ムチで打たれるのが気持ちいいと言う人もいるらしいですからね。私は絶対に嫌ですが・・・。

同じ「動作」でも、当の本人の「捉え方・感じ方」によってその意味が全くちがいます。

あらためて、考えると当たり前ですけどね。

作業とは意味のある活動

運動とは、関節が曲がるとか、筋肉が縮むとか、呼吸するとか人間の「物理的な側面」の見方です。

車で例えると、エンジン出力やサスペンションの減衰力を考えるようなものです。

一方、作業とは、「何のために生まれて、何をして喜ぶ。わからないまま終わる。そんなのは嫌だ!」

という、よりよい人生を歩むための「哲学的な側面」の見方です。

車で例えると、その車でどこに行きたい?誰と行きたい?そして何をしたい?という部分です。

エンジンパワーがすごくて高級車でも、行きたい場所や、その車でやりたいことがなかったりしたら幸せでしょうか?

作業はその人にとって意味のある活動のことです。

超単純に言うと、自分らしく生きているということです。

  • 納豆が好きな人が、納豆を食べられる。
  • ヒルクライムが好きな人が、坂を自転車で登れる。
  • ムチで打たれたい人が、ムチで打たれる。

いずれも、その人の価値観にそった活動ができている状態です。人によって違うのです。

食事「動作」ができるだけではダメなのです。「納豆を食べているから」幸せなのです。

ペダルをこぐ「動作」ができるだけではダメなのです。ヒルクライムで坂を駆け上がっているから幸せなのです。

ムチで打たれ「動作」だけではダメなのです。そういうシチュエーションでなければ。

ここが、運動と作業の違いです。

安寧や幸福度をUPするには「作業」を考える必要がある。

学問には階層性があるといわれています。

階層性とは、ものの見方の「細かさ」のことです。

「運動」は小さなものの見方。

「作業」は大きなものの見方。

たとえば、木を見て森を見ず。ということばがあります。

木の葉っぱのことを考えるのが「理学療法」であり、運動という物理的な側面を考える。

森全体のことをかんがえるのが「作業療法」であり、「人生」という哲学的な側面を考える。

幸福な人生を実現するためには、運動も大切ですが

どんな意味のあることをすることが大切か?という哲学的な側面が欠かせません。

それを達成するための一要素が「運動」なのです。

安寧や幸福度を向上させるためには「作業療法」が大切なのです。

「作業療法」と「理学療法」の違い。まとめ

目次

作業療法と理学療法の違いは「人間の見方の大きさ」

何のために生まれて、何をして喜ぶ。わからないまま終わる。そんなのは嫌だ!を解決するのが作業療法

安寧や幸福度を高めるためには「動作」ではなく「作業(自分らしいと感じられる活動)」に取り組めるよう支援する作業療法が必要

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この記事を書いた人

■作業の視点で安寧と幸福を促進するOccupational Therapist
■QOL(Quality of Life)向上のための知識を網羅的にまとめることで、生きとし生けるもの全てが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです

このブログが私たちの今を輝かせ、人生のQOLを高めるお役に立れば幸せ!そういう気持ちでブログを書いています。

あなたの人生がますます輝き幸せに溢れますように!

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