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問題解決に役に立つ!基本のPDCAサイクルの回し方

問題をもっと上手に解決したいです!

・なかなかダイエットが成功しない
・部署の業績が上がらない

問題を解決する良い方法はないのでしょうか?

最近収入は増えないのに
体重ばかり増えちゃってさ・・

あらゆる問題を解決するのが
「PDCAサイクル」だよ

稲田将人さんの「PDCAマネジメント」から

人生のあらゆる問題を解決する「PDCAマネジメント」のキホンを紹介します。

いろいろな問題を解決するために役立つ基本の考え方だよ。
ぜひ活用してみてくださいね。

目次

やみくもに取り組んでも問題は解決しない

やみくもに戦っても、問題は上手く解決できません。

その例は太平洋戦争の日本軍の戦い方です。

竹槍や特攻でアメリカ軍に勝てたと思う?

無謀もいいところだよね。

日本軍は、その場の「空気」や根性論で意思決定をしていましたが
アメリカ軍は結果やプロセスを分析して対策を考えていたそうです

そこで戦後、アメリカが日本に教えたのが
PDCAサイクルだよ。

アメリカのデミング博士

1930年代に統計学者のウォルター・A・シューハート博士が考案した
問題解決のステップである「シューハートサイクル」を
その弟子のデミング博士が単純化して「PDCAサイクル」として
戦後日本に紹介したのが始まりです。

PDCAサイクルとは

PDCAサイクルとは、以下のステップを繰り返しながら問題解決をすることです。

1:PLAN(計画)   よく考えて企画を行う
2:DO(実行)   確実に実行する
3:CHECK(検証)  結果を検証する
4:ACTION (改善)  カイゼン

<PDCAサイクルがないとき>
とりあえず、ダイエットでも始めるかぁ〜。ちょっとしんどいからやーめたっと。

なんとなく行うと上手く行かない

<PDCAサイクルがあるとき>
P:役作りのため、目標体重は○kgで、○月、◯日までに。
D:週3日の有酸素運動と、筋トレ。カロリー制限
C:体重が−○ Kg 体脂肪は−○% 筋力量が−◯%
A:食事のタンパク質の量を一日10g増やす

科学的に分析しながら進めると上手くいく

PDCAサイクルとは「論理的」に問題解決をする方法です。

ではどこから始めればいいのでしょう?

PDCAはCから始める。

PDCAを回し始める第一歩は「C:確認」から!

C:現状の「数値化」から始めてみよう

ダイエットを始める時もまず現状の「見える化」から。

ダイエットであれば
体重
・体脂肪率
・ウエストサイズ

・毎日の摂取カロリー

このように現状を数値化することで、
次どうするかという計画が可能になります。

Cの次はP(計画)

現状の問題点が明らかになったら、P:計画を立ててみようね

具体的な目標を立てよう

具体的な目標設定のキホンが『SMARTゴール』です。

・S:Specific   具体的
・M : Measurable  計測可能
・A:Attainable   達成可能
・R: Relevant   関連性
・T: Time-based   明確な期限

3ヶ月後に結婚式のあのドレスを着るために、ウエストサイズを○センチから○センチにする。

次に「仮説」を立てて実行のための計画を立てていきましょう。

  • 現状把握:客観的なデータを元に変化や差異を「見える化」する
  • 意味合いの抽出:データを言語化して「意味づけ」する
  • 課題と解の方向性の抽出化「仮説」を立てて、その裏付けをする
  • 施作の評価と採択:施作のメリット・デメリットを見える化して施作を選定する
  • 実行計画:どのように行うかあらかじめ計画をしておく

【現状把握】
・カロリー摂取量が○kcalオーバーだわ。
・体脂肪率が年齢平均より◯パーセント高いわ。

【仮説】おそらく摂取カロリーが多すぎる

【計画】ポテチをナッツ類に1ヶ月間置き換えてみる。

行き当たりばったりはダメ。現状のデータを元に仮説を立ててみよう

PのつぎはDo(実行)

計画を決めたら実行です

実行の抑えどころは

任せきり・やりっぱなしにしないこと。

丸投げ厳禁!

「コミュニケーション」の質が成果を左右するんです。
ところでダイエットうまくいってる?

そういえばサボってました・・

対話で進捗や課題を相談しよう。

DをしたらC(検証)

予定通り実行したら次は効果判定であるC(検証です)

私たちは自分達が行っていることが
間違っていないと信じたい生き物です。

たとえ上手く行かない結果が出たとしても

謙虚に受け止めて、改善につなげる意識が重要

失敗は成功のもと

ポテチを減らしても体重が変わらなかったよ・・

じゃあ、他の要素が重要かもね。
諦めずに次の「A:カイゼン」に取り組んでみよう。

Cが終わればA(改善)

カイゼンとは

・【業務プロセス】
・【PDCA自体の精度向上】

を対象にします。

要するに「やり方」と「考え方」にを改良していきます。

ポテチを減らしただけでは痩せなかったよ。

プロセスに問題なかったかな?
どのようにお菓子を食べていたの?

寝る前に食べてた・・・

お菓子を減らしても、寝る直前に食べると太るよね。
寝る2〜3時間前までにしておこうね。

このようにプロセス『時間軸』でのやり方に問題があれば「カイゼン」をしていきます。

ウエストは減っていなかったけど
体重はわからない。

体重も測ってみよう。
運動を増やした方がいいかもね。

このようにPDCAの精度を高めていく「カイゼン」を行ってみましょう

まとめ:行動こそが解決だ!

行動しなければ問題は解決しません。

認知行動療法においても

「認知」:物事を正しく捉える
「行動」:役に立つ行動を増やす。

が体や心を元気にします。

例えすぐに効果が出なくても、このPDCAを回し続ける行動が大切なんです。

まずあなたの抱えている問題をPDCAサイクルに当てはめて回してみましょう。

一度しかない人生、QOLますます高めていきましょう!

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この記事を書いた人

■作業の視点で安寧と幸福を促進するOccupational Therapist
■QOL(Quality of Life)向上のための知識を網羅的にまとめることで、生きとし生けるもの全てが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです

このブログが私たちの今を輝かせ、人生のQOLを高めるお役に立れば幸せ!そういう気持ちでブログを書いています。

あなたの人生がますます輝き幸せに溢れますように!

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