- 完璧に仕事をしたいのに、うまくいかない・・・
- 思うような結果が出なくてイライラする・・・
物事が思い通りうまくいかなくて心が折れそう
そんな時ありますよね?
もしかするとその原因、あなたの頭が固くなっているからかもしれません。
頑固親父は良い仕事をするかもしれませんが、
固い頭は新しいものの見方をすることを邪魔してしまいます。
さあ、頭を柔らかくして新しい発見を一緒にしてみませんか?
あなたにおすすめ
- 八方塞がりから抜け出すために、頭を柔らかくして新しい視点を見つけたい人
あなたの考えは「スキーマ」に支配されている!
ではまず、私たちの「スキーマ」について理解しましょう。
スキーマとは「信念」や「思い込み」のことです。
私たちの行動や感情はこの「スキーマ(信念・思い込み)」に支配されているのです!
この図のように
とある出来事が起きた時、私たちの心は自動的に考えを巡らせます。
例えば、夜駅から自宅まで歩いて帰っている場面を想像してみてください。
コツコツと足音が聞こえるという出来事が起きた時
「強盗だ!」と考えるか
「家族が迎えに来た」と考えるかによって
心臓のドキドキや、手にかく汗の量、歩くスピードなどの体の反応が異なります。
- 私たちの体の反応は、私たちの「考え方」に影響を受けている。
例えば、上の図のように上司に怒られたとしましょう。
「私はダメな人間だ」という考えがふと浮かんで、気持ちが落ち込んでしまいます。
この「私はダメな人間だ」という考えには
「スキーマ」と呼ばれる思い込みが影響しているのです。
「スキーマ」そのものは悪くありません。
「スキーマ」があるおかげで、私たちはいちいち考えなくても行動できるのです。
例えば人には優しくしないといけないという「スキーマ」のおかげで
おばあちゃんに電車で席を譲ってあげようという「考え」が生まれ
優しい行動が行えるのす。
行動や考えがネガティブになって役にたっていない時にこそ
自分の「スキーマ」を一度疑ってみましょう。
最後に、その方法についてお伝えします。
- 考え方に影響しているのが、過去の経験を元にした思い込み「スキーマ」
モードワークをやってみよう!
役に立たない「スキーマ」を手懐ける方法が「モードワーク」です。
カンタンにいうと
自分の中にもう1人の「正義のみかたモード」を作るのです。
したの図をみてください。
例えば完璧な人間じゃなきゃダメ!失敗は恥ずかしいことという「スキーマ」があったとします。
厳しい母親に育てられて、よく怒られていた経験によって作られたのかもしれません。
この「役に立たないスキーマ」に支配されていると
行動や感情がネガティブになってしまいます。
そこで正義のヒーローを登場させます。
「成功に失敗はつきものよ!」
「失敗していない人なんでどこにもいないわっ!」
このように健康的でポジティブな人物だったらどのような
スキーマをもって語りかけてくるか自分の中で対話させるのです。
- 自分の好きな武将や偉人
- 自分の好きな漫画のキャラクター
- 憧れの先輩、有名人
ちなみに私は、スラムダンクの安西先生やイチロー、アインシュタインなどを
心に登場させています。
私の場合「なんか成長できてないなぁ・・・」という自動思考がよく浮かび
自分の中に「完璧な人間でいなければいけない」というスキーマがあるのがわかります。
そういう時にはイチローを登場させ
「俺も最初から大リーガーじゃないぞ。昔はバカにされてたんだ」
「毎日の積み重ねが大きな結果を生むんだぞ」
本当にイチローがそんなことを言うかは抜きにして(笑)
このように、イチローモードと自分モードのスキーマを対話させることが
モードワークと呼ばれるものです。
まとめ
これらは「スキーマ療法」と呼ばれる方法で
本格的にはカウンセラーさんと一緒に行うことがお勧めです。
ただ自分の中に「正義のみかたモード」を作っておいて
心が折れそうになった時に
あの人ならなんて考えるかなぁ〜
と考えるだけで、自分の考え方のクセから離れ
柔軟に考えられるようになりますよ!
ぜひ実践していただき、QOLますます上げていきましょう!
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