毎日を忙しく生きていると
些細な一言でイライラしたり、人間関係で疲れ切ったり
ストレスで困っていませんか?
ストレスは体に悪影響を及ぼしますが
その対処法をたくさん持っていると、その影響を減らせるのです。
その一つが「セーフティプレイス」
自分の中の安全基地を作る方法で、認知行動療法という心理療法のテクニックの一つです。
安全基地といっても作るのは
心の中、イメージを作るのです。
道具も、お金も必要ありませんから
今からさっそく作り方を確認して、実践してみましょう!
この記事では、
日頃のストレスに上手に対処できるようになりたいと考えておられるあなたに
『セーフティプレイス』の作り方を解説しています。
セーフティプレイスの作り方
落ち着ける環境でゆったりと座って目を閉じてください。
あなたにとって
「心から安心できる場所や状況は何?」と自問し
何らかのイメージが浮かんでくるのを待ちます。
①そのイメージの細部をよく観察する
・浮かんでくる物の形や、色や、テクスチャは?
②そのイメージの中の音を観察する
・大きさは?距離は?どんな種類?
③そのイメージの肌の感覚(体性感覚)をよく感じる
・手触り、空気の温度、風、足の裏の感覚
④最後に思い描いたイメージに、どれだけ安心感が得られたか
0〜100点で自己採点をします。
80点以上のイメージが得られればOK
それ以下の場合は、繰り返しチャレンジしてみます。
セーフティプレイスの使い方とポイント
- あくまで自然に思い浮かんでくるのを待つこと
- 思い浮かんでいなくても、何度かチャレンジすると上手になるので続ける
- なるべくリアルな感覚をイメージできるようにする
- 嫌な気持ちや、ストレスを感じた時に「セーフティプレイス」を思い出し、イメージに浸る
あなたはどのようなイメージが思い浮かびましたか?
私は森の中の温泉で、川の音や、雨の音、暖かい水の音やお湯の肌触り、暖かい感じを
感じることができ80点くらいの感覚が得られました。
田舎で生まれ育っているとこういう感覚が落ち着くのかもしれません・・・
どうして効果があるの?
想像しただけで、どうしてストレスに効果があるのでしょう?
脳は現実とイメージを区別できない
梅干しを食べたところを想像してみてください。
唾液がじわーっと出てきていませんか?
サッカー選手などスポーツ選手は何度も頭の中で
イメージトレーニングを行っています
このように脳にとって実際にやるのも、イメージするのも同じで
どちらも同じように体に作用するのです
ですからストレスを感じたとき、あなただけの
「セーフティプレイス」をイメージすれば、体は自動的に
安心した時と同じ反応が起きるということなのです。
まとめ
あなたの「セーフティプレイス」は見つかりましたか?
生きている以上、嫌な気持ちを避けることはできません。
しかし
嫌なことがあれば、心の中の安心できる場所に一旦逃げ込んで
しまおうじゃありませんか!
その中でゆっくりと心を落ち着けてから、作戦変更して
また前に進めばいいのです。
悩みや辛さを感じているのは人間ならみんな同じなのですから。
一度しかない人生、ますますQOL上げていきましょう
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