「部下にアドバイスをしたが、ふてくされてしまった」
「夫婦のちょっとした意見の食い違いで、関係がわるくなって困っている」
なにげない一言で相手との関係が悪くなってしまったという経験はありませんか?
人間関係の対立を生むのは、私たちのある行動だということがわかっています
この記事では
- 相手と対立せずの関係を良好に保ちたい
という人に
・なぜ対立が生じるのか?
・対立を起こさず上手に関係を保つにはどうしたらいいか?
について解説していきます
アイデンティティへの攻撃が対立の原因
結論から言うと、相手のアイデンティティを攻撃することが対立の引き金です
アイデンティティとは、私たちを個人または集団として定義する一連の性質です
ではアイデンティティとは具体的にどんなことなのでしょう?
アイデンティティの5本の柱
- 信念:真実だと思っている特定の考え
- 儀式:個人的に意味のある習慣や儀礼的な行動
- 忠誠:ある個人や集団に感じる忠義の心
- 価値観:私たちを導く指針や考え
- 感情的に意味のある経験:強烈な出来事
参考:ネゴシエーション3.0 ダニエル・L・シャピロ著
自分と自分じゃないものを区別するのがアイデンティです

このアイデンティティが攻撃されたとき、対立(コンフリクト)の原因になります
キリスト教VSイスラム教
資本主義VS共産主義
きのこの山VSたけのこの里

このように相手のアイデンティティを対立を生み出す態度や考えは
「トライブ効果」と呼ばれています
トライブ【Tribe】とは民族、部族という意味です

夫婦の「今日のお昼ご飯何にする?」
会社での「どちらの対策を行うか?」
ささいな違いが下手をすると「トライブ効果」を引き起こし、対立の原因になってしまいます
私は他人にアドバイスをすることが多いのですが、専門的な態度でバシバシアドバイスをしても
相手の顔が曇ることがあり不思議に思っていました
アドバイスをする=今までのあなたではだめだ=トライブ効果
このような状況になっていた可能性がありますね
トライブ効果をさけるためにはどうすればよいのでしょうか?
- ①相手のアイデンティティを理解し「承認」する
- ②「質問」を使って、そう思ったきっかけ・目的を「言語化」してもらう
- ③その上で自分たちの「共通するゴール」をさがしていく
例えば、遠足に持っていくお菓子で
「きのこの山」と「たけのこの里」で意見が分かれたとします
「きのこの山も確かにおいしいよね(承認)」
「で、きのこの山が好きになったきっかけってあるの?(質問)」
そうすれば母親がよく買ってきてくれたとか、
すきな女の子にバレンタインデーでプレゼントをされた
という情報が得られます

きっかけを聞くと相手の気持ちがとっても理解しやすくなるわね
次に、相手と自分との共通の目標を決めていきます
「今回の目的ってなんだったっけ?遠足のお菓子を選ぶんだよね(質問)」

ケンカをすることが目的ではないものね
「きのこの里も、もってもおいしいよね。当日は炎天下だから溶けちゃったら大変だとおもうから、
私はたけのこの里がいいとおもうんだけどどうかな?(共通のゴール)」

お互いの目的の共通項を探していくことね
これを
「きのこの山」なんて硬くておいしくない!ぜったい「たけのこの里」ッ
主張すると、相手のアイデンティティを攻撃することになり、トライブ効果が働き
きのこ・たけのこ戦争が勃発してしまうので注意です

まとめ
いかがだったでしょうか?
みなさんは無意識に相手のアイデンティティを攻撃していませんか?
わたしは思い返すと、結構あるな・・・と思い当たる節がたくさんあります
しかも無自覚におこなっていたことが多かったので気を付けたいとおもいます
「トライブ効果」
この概念をしっているだけで
「相手のことを尊重する」この愛や慈悲の感覚に気づくことができ
人間関係をよくし、成功に近づく秘訣なのではないかという確信がわいてきます
世界の戦争やイデオロギーの対立はなかなかなくならないですが
お互いの立場や考えを尊重して、多様性を許せる「愛」や「慈悲」のある世界に
していきたいものですね!
一度しかない人生、ますますQOL高めていきましょう!
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