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【幸福度診断】幸福とは何か?【幸せになる方法】

みなさんは今、幸福ですか?

幸福に生きたい・・・!誰もがそう考えてるのではないでしょうか?

では幸福とは科学的に一体どんな状態のことかご存知ですか?

「身体が元気な状態?」
「お金が使いきれないほどたくさんある状態?」

身体が動いて元気で、お金が十分にあったとしても独房に閉じ込められていては幸福とは感じられないはずです

「じゃあ、高級タワマンの最上階に住んでいる状態?」

それでも一人ぼっちで、誰かに嫌われていたら幸せでしょうか?

うーん、そんなこと言われたら

じゃあ幸福になるためには、一体あと何が必要なの?!

と言いたい気持ちになってきます

私は幸せになるのならば「幸福」とは何か?を知らなけばいけないと考えています

が、突き詰めすぎて変な宗教に入信してしまうのはイヤ!ですよね

あくまで科学的な考え方で「幸福」というものを理解できれば、幸福に自分から近づけられるのではないかと考えています

この記事では、幸福って何でどうやったら高まるの?という疑問をお持ちの方に
下記の点についてお伝えしていきます

  • 「幸福」とは何か
  • 「幸福」を科学的に客観的に把握する方法
  • 「幸福度」を高めるための要因と対策

幸福とは気の持ちよう

結論から言うと幸福とは

気の持ちよう

です

なんともそっけない答えのように感じます

「え、気の持ちようってことは幸福って実態がないものなの?」

そうです・・・その通りなのです

幸福という状態を追い求めているのは、世界一美味しい食べ物を探しているようなものなのです

例えば高級松阪牛のステーキが世界一美味しい!と考えていても、お腹を壊した時はおかゆが世界一美味しく感じられるのではないでしょうか?

その時によって「世界一の美味しい食べ物」は変わりますし、人によっても好みもさまざまです

つまり、言い換えると

絶対的な「幸福」は存在せず、今の状態をいかに「幸福」だと感じられる能力を高めること

幸福に対する感度が高い状態が「幸福」

ということです

食べ物であれば、何でも「うめぇ、うめぇ、何食ってもうめぇ・・今日も飯が食えるってありがてぇなぁ」状態と言えます

このように説明しているのが慶應技術大学大学院の前野隆司(まえの たかし)博士です

http://www.sdm.keio.ac.jp/faculty/maeno_t.html


前野先生はもともと、バリバリの工学系の専門でロボットの研究をしていました

多くの科学者の本を読んでいますが、人工知能やロボットを作るためには人間の脳をよく調べなければいけません

脳を調べていくと、人間の意識やこころの複雑さを知らなければいけなくなってしまいます

そうするとそもそも人間って何?という哲学や心理学に到達している人が多いように思います

今や幸福というのは宗教だけでなく科学によってアプローチされているのは面白い点ですね

では科学的には幸福とはどのように捉えられているのでしょうか?

幸せを定量化する

幸せの感度の状態を調べるために

「幸福度診断」というものがあります

これも前野博士が株式会社はぴテックと共同開発したものです
メールアドレスでアカウントを作成すれば無料で使えます

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さっそく私もやってみました!すると

自分の幸福度が数値化され、しかも平均と比べられるのがなんとも不思議な気持ちになりますね

私まマイペース力が低かったですが、ビジョンを描く力が得意みたいです
このような自分の個性に気づけるのも、この幸福度診断の面白いところですね

幸福は自分の持ちようですから、その時々によって変化します
自分の状態を客観的に見て、幸福の感度を調節することに役立つと思います

では、具体的に「気の持ちよう」をますますよくするためには具体的にどうすれば良いのでしょうか

気の持ちようを左右する要素とは?

気の持ちよう、つまり幸福は下記の要素が関連しています
これらは上記の幸福度診断のパラーメータでもあります

  • 心理的因子
  • 性格特性
  • 環境

ビジョンを描く力

人間の幸福はやらされ仕事で低下します
たとえ責任が伴ったとしても、管理職の方が思い通りに仕事ができるので幸福度が高いそうです

たとえやらされ仕事であっても自分にとってどのような意味があるのかを考えながら行うことが幸福につながります

強みを磨く

人間の脳はネガティブな面に意識を向けやすいので、自分の強みに気づきにくいのです
たとえ「心配性」というネガティブな面であっても「あらかじめ準備ができる」という強みに読み替えることもできます

自分の強みを意識して自信に変えることが幸福につながります

没入力

これはホリエモンもよく言っているやつです。「ハマれ」っていうやつですね
好きなことをしている間は、イヤなことを考える暇がないですから、自分の好きなこと・興味のあることは何か、ワクワクすることは何かを考えることが幸福につながります

満喫力

日本人は感情を表に出さないことが美徳と考えている人が多いそうです
感情はあるていど表出した方が幸福につながります
私もあまり感情を出さないタイプだったのですが、音楽ライブで「はじける」素晴らしさを経験してからは、感情に素直になろうと思うようになりました

成長意欲

新しい料理のレシピに挑戦したり、新しいスポーツを始めたりした時、ほんの少しでも上手くできると嬉しい時ってありませんか?
確かに毎日があまりにも平凡だと退屈してしまいますねよね
ほんの少しでも挑戦し成長できていると実感することが幸福につながります

創造力

美しいものを作っている人は幸福度が高かったという研究があるそうです
絵を見るよりも、絵を書いているの人の方が幸せだということです

確かに私も絵を描いたり、クリエイティビティを発揮している方が幸福感を感じますね
大そうなことでなくても、家のインテリアを変えてみたりするような、わずかなクリエイティビティを
意識することが幸福につながります

自己肯定力

自己肯定力って低い人多いような気がします
私もです(笑)
いつも人に「謙虚になりすぎ!」と注意されることがあります
謙虚なつもりで「自分なんかまだまだダメで・・・」と言ってしまいます

言葉の力は絶大です
無意識に自分の価値を下げ幸福を遠ざけてしまいますね

素直に「ありがとうございます、励みになります」と返すように心がけています

感謝力

1日に3つ感謝できることを書き出すと良いです
ポジティブ3行日記でも同様のことが言われています

感謝することは、そのままポジティブな視点を身につけることにもなりますし
「オキシトシン」「セロトニン」といった幸福感を生み出すホルモンが出ることもわかっています

利他力

誰かの役に立つことは幸福につながります
日頃から些細な親切を心がけるだけでもいいですね
幸せだから親切をするのではなく、親切だから幸せなのです

許容力

これ、実は一番難しいかもと個人的に感じています
景気が悪い、政治のせいだ・・・誰かのせいにするのが一番楽ですからね

世の中は全て自分の力が及ばないことは許容して、自分のできるところに
集中していきたいものです

このようにネガティブな部分を受け入れ、許す力も幸福につながる

信頼関係構築力

人のストレスの大部分は人間関係です
一方で、人との上手な「つながり」が幸福感につながります
人生を共に味わえる人がいるということは大切なんですね

コミュニケーション能力

上手なコミュニケーションとはお互いの気持ちを理解することです
認知行動療法においても適切にコミュニケーションをする「アサーション技術」というものが
重要視されており、役立つのではないでしょうか?

相手の気持ちを共感し、話を傾聴しながら自分の意見を適切に伝える

このようなコミュニケーション能力によって人間関係をうまく気づくことが幸福につながるのです

挑戦力

行動することで見えてくることがあります
これもホリエモンもよく言っているやつです

とりあえず、なんでも興味のあることをやってみる
そうして初めて「あ、自分これ好きかも」というのが見えてくる

楽観力

「ま、なんとかなるさ」という楽観的な性格や考え方が強い方が
幸福感度は高くなるのです

そういえば、アニメ一休さんのモデルとなった一休宗純さんも
「大丈夫、心配するな、なんとかなる」

という言葉を弟子に残した逸話がありますね

マイペース力

日本人はどうしても他人が気になったり、他人と比較したがる性質があります
これは濃厚社会、村社会のなごりなのでしょうか

私は車が好きなので、車の車格とかグレードの差がとっても気になってしまいます

決して好き勝手するという意味ではなく、調和を保ちながらも自分の価値観やゴールを
見失わないことが幸福につながります

エネルギッシュ力

本当に大切な何か
それに夢中になっている時ってときめいていますよね
好きこそものの上手なれ

ときめくことをするから幸福であり、上手になっていくからさらに幸福なのです

夢中になるものを見つけるためには、やっぱり行動して経験し見つけていくことが
大切なのです

フレンドリー力

「孤独は幸福の敵」
実際に孤独は人間の病気の引き金になります

1人でいることが好きな人は、無理に人と交流しすぎることはありませんが
独居の高齢者など人と交流が乏しくなっておられる方が多いのかもしれません
ほどほどに人との交流を行うことが幸福に大切なのです

まじめ力

これも好きなことをしっかりやることの大切さを表しています
真面目と言っても、生真面目で融通が聞かないという意味ではなく、
しっかりと物事を楽しみ、継続的に取り組める

繰り返しになりますが、やっぱり好きなことを行うことが鍵のような気がして来ませんか?

情緒安定力

いつも怒っていたり、逆に泣いていては幸福とはいえません
とはいえ、感情は人間にとって重要なことを教えてくれるアラームですから押さえ込むことは
いけません

適切な形で発散したり、自分を客観的にみてコントロールする
アンガーマネージメントや認知行動療法が役に立つかもしれません

面白がり力

何にでも興味があって面白がれる人がたくさんいます
いつもの道を寄り道してみると、思いがけず素敵なお店が見つかったりします
本屋さんでも意外な本当であったりします

人間はもうすでに知っていることは、情報をブロックする性質があります
「もうすでに知ってる」と思うのではなく「まだまだ知らない世界がある」と
いつも好奇心を忘れないことが幸福につながります

社会の幸せの力

幸福とは自分1人の状態で決まるものではありません
自分の家族が幸福でなければ、自分も心が落ち着かないでしょう

家族への感謝や利他的な行動を増やしていきたいですね

職場の幸せの力

人生において職場で過ごす時間って結構多いですよね
近年「心理的安全性」が大切だと言われています

自分の意見がしっかりいえて、失敗を恐れずチャレンジできる状態ですね
まだまだそんな組織少ないんじゃないか・・・と思ってしまいますが

配偶者よりも職場の上司が幸福度に影響を及ぼすというデータもあるそうです

「失敗は成功のもと」失敗は成功の一部なのです
みんなでチャレンジしていく風土を作っていきたいですね

地位財

実績、地位、名誉
これらはやっぱりあったほうが幸福度が高いそうです

と言っても出世競争や名誉を守るために悪いことをする
このようなことをしてしまうと幸福とはいえません

あくまでたの幸福の要素を邪魔しない程度の、地位財を築けていければいいですね

まとめ

いかがだったでしょうか?

コップに半分の水があったとして
「コップに半分しか水がない」
「コップに半分水ががある」

と感じられるのも「気の持ちよう」によるわけです

物事をありのままに捉え、自分にとって大切なことをする

これが基本的な幸福のあり方に近い気がします

資本主義社会ではお金や物質的な価値が重要視される傾向があり、日本社会の他人を気にするムラ社会が幸福を感じとる力を低下させているのかもしれませんね

幸福が見えにくくなっている世界だからこそ
自分の幸福の状態を客観的に把握して、行動を変えていくことが有効かもしれませんね

一度しかない人生、QOL高めていきましょう

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この記事を書いた人

■作業の視点で安寧と幸福を促進するOccupational Therapist
■QOL(Quality of Life)向上のための知識を網羅的にまとめることで、生きとし生けるもの全てが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです

このブログが私たちの今を輝かせ、人生のQOLを高めるお役に立れば幸せ!そういう気持ちでブログを書いています。

あなたの人生がますます輝き幸せに溢れますように!

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