【幸せを引き寄せたい！】引き寄せの法則って本当に効果があるの？【認知行動療法の視点から考えてみた！】

「引き寄せの法則」をご存知ですか？

有名な本で言うと、ロンダ・バーン著の「ザ・シークレット」などが有名です

ざっくりというと下記の３点がポイントです

1. なりたい自分を具体的イメージしましょう
2. すでにそうなっていると確信しましょう
3. そのことに毎日感謝しましょう

そうするとなりたい自分を「引き寄せる」ことができると言うものです

• 実際に試してみたけどいまいち上手くいかない
• 怪しくて続けられるか不安

とお困りではないでしょうか？

「引き寄せの法則」をさらに活用するために心理学的な知見から詳しく解説していきます

「引き寄せの法則」は認知行動療法で解釈ができる

引き寄せの法則は「認知行動療法」として解釈して取り組んでみましょう。

認知行動療法とは？

認知行動療法とは
「物事の捉え方（認知）」を見直し、役に立つ「行動」を増やしていこうという心理療法です。

現在主流になっている認知行動療法は

「第三世代の認知行動療法」と言われており下記のようなものがあります。

• マインドフルネス認知行動療法
• アクセプタンス＆コミットメントセラピー

ゴチャゴチャしたことに気を取られてないで
自分に役に立つ大切なことだけしようぜっ！

認知行動療法はうつ病や不安障害のような精神疾患だけでなく慢性疼痛や心不全、糖尿病の治療にも活用されエビデンスが蓄積されている方法です

さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。

では次に「引き寄せの法則」について見ていきましょう

引き寄せの法則とは？

思考は現実化する

「引き寄せの法則」はアメリカで19世紀から始まったニューソート（新思考）という思想が元ネタです。

今までのキリスト教とちょっと違う解釈をしてやろうという一派の
「人間の意識は宇宙と繋がっている」と言う思想です。

近年の自己啓発本の多くが影響を受けていると言われています

引き寄せの法則とは現実を正しく「認知」し、役に立つ「行動」を増やすこと

結論からいうと

引き寄せの法則は「目標」をしっかり定めて役に立つ「行動」をとり続けることで願いを成就するための心理学

例えばあなたに

「漫画家になりたい」

と言う夢があったとします

しかし

「私なんてどうせ無理・・・」
と「認知」していて

漫画道具を買うことも、練習することも、アシスタントとして働くことも
「行動」をおこさなかったら・・・

あなたは漫画家になれるでしょうか？

ある日突然朝起きたら漫画家になっていた！と言うのはあり得ませんよね？

不安や自信のなさと行った役に立たない「認知」を見直し、役に立つ「行動」をとっていきましょう

と言うのが認知行動療法です

つまりは

「私は漫画家になりたいんだ！」と「認知」して

毎日絵を夢中になって書く「行動」を続けていると

いつの間にか絵がうまくなって漫画家の自分を「引き寄せている」のです

このように「物事の捉え方（認知）」と「行動」に焦点を当て介入するのが認知行動療法です。

引き寄せの法則の効果を出すための大切なこと

「継続」は力なり！学習曲線の秘密

「引き寄せの法則」を発動させる最大のコツは「継続」です。

これは学習曲線です。
努力を継続しているとある一点から急激に上達することを示しています。

「継続」のためには目標・価値が重要

もっとも大事なのは

「漫画家になりたい」のように

自分の目標や価値観をはっきりさせておくことです

なぜなら目標や価値観が無ければ、「認知」も「行動」も決められないからです

例えば

漫画家になりたい人が「プロティン」を飲むと言うのは役立たない「行動」かもしれません

ボィービルダーになりたい人が「プロティン」を飲むと言うのは役に立つ「行動」と言えます

このように、目標によって「行動」が適切かどうかが変わってきます

まとめ

「引き寄せる」というのは、なりたい自分を「認知」して、それに役立つ「行動」をとり続けること

認知行動療法として考えると「引き寄せの法則」は正しい言えます。

「なりたい自分」を意識化していないと
それを「認知」することができませんから、役に立つ「行動」を起こせず、結果的になにも変わらないのです

自分はなにをするのが大切で好きなのだろう？
自分は人生でなにを重要と考えているのだろう？

「引き寄せの法則」では、なりたい自分をしっかりイメージすることが大切なのですね

なりたい自分の見つけ方は下記の記事を参考にしてみて下さいね。

いかがだったでしょうか？

「引き寄せの法則」に心理学的な理屈を組み合わせて
理想のあなたに近づく行動を、粘り強く取り組んでみて下さいね！