あなたは本当の自分にやりたいことが行えていますか?
・あんなふうに上手に絵がかけたらなぁ
・あんなふうに色々なところを旅できていたらなぁ
言われた通りのことをこなして生きることもできますが、
自分しかできない、自分の好きなことで誰かに喜んでもらえたら最高ですよね。
そんなクリエイターあるいはアーティストの生き方してみませんか?
でも「自分にはそんなんむりや」とあなたは
あきらめてしまうことはないでしょうか?
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の著者で、アーティストでもある
ジュリア・キャメロンは自分の中の創造性を発揮するためのメソッドを提唱しています。
前回の記事では
そのための第一段階のとなる「モーニング・ノート」の方法を紹介しました。
「モーニング・ノート」とは自分の心の中を覗き込む、準備となるワークでした。
【やりたかったことをやりなさい】あなたの創造性をさらに引き出すためのメソッド「モーニング・ページ」の書き方(心理学的な解説付き)
この記事では、
クリエイティブに生きたいけど、自分の大切なことがわからない。
という方に、『あなたのやりたいこと』
つまりあなたのアイデンティティ
を見つける方法について解説していきます。
STEP1 あなたの創造性を邪魔する「クレイジーメーカー」を遠ざける
・キャメロンによると
そもそも人間は、創造的に生きるようにできている。
それが邪魔されている状態なのだと説明しています。
つまり川の水が勢いよく流れるように私たちの中には創造性が
沸き起こっているのですが、さまざまな要因によって堰き止められいる。
そんなイメージです。
そんなあなたの創造性を邪魔している一つ目が「クレイジーメーカー」です。
その特徴は下記のような人です。
- 約束を破り、予定を台無しにする
- 特別扱いを期待する
- 常に相手の都合を無視する
- あなたの時間やお金を奪う
- 人の間に割って入る
- 非難のプロである
- ドラマを生み出すが、自分では出演しない
- 常に自分を優先し、他人に押し付ける
- 自分の予定以外の予定を嫌う
- 秩序を嫌う
- 自分がクレイジーメーカーであることを認めない
思い当たる人物はいましたか?
余談ですが、ホリエモンは人の時間を奪う電話が大嫌いで、
メールにしても必要のない文章を入れることをとても嫌うようです。
ちょっと極端に思えるかもしれませんが
このように自分の時間を奪う「クレイジー・メーカー」から距離を置いてみましょう。
STEP2 あなたの創造性を邪魔をする「あなた」に気づく
あたなの創造性を邪魔している「あの人」はわかりました(笑)
しかしそれは「あなたの中」にもいます。
どういうことでしょう?
人間は新しいことに挑戦することよりも
現状の安定した状態を好みます。
「いやいや、モーニング・ページをやって少し頭がスッキリしたけど、
こんなことで簡単に変われる訳が無いよ」
このように
人間はだれでも新しいチャレンジに否定的な感情がわいてくるのが普通なのです。
下記はそのような私たちの心の仕組みを示した例えです。
私たちの心は一つの部屋のようなものです。
部屋には、窓やドアがたくさんついています。
窓の外にはキラキラと素敵なアイデアやイメージがきらめいています。
しかし
私たちの心は、それらがあまりにも奇抜に考えすぎて
外に置いたままにし、怖がってすぐに窓やドアを閉じてしまうのです。
私たちの心には
新しいチャレンジに否定的に反応するのが普通なのです。
そのような反応があることを知っていただく点が重要なポイントです。
STEP:3 自分のやりたいことに触れている感覚を思い出そう
自分の創造性の邪魔をしている
・クレイジーメーカー
・自分自身の否定的な考え
の存在がわかったところで
今週1週間の活動を振り返ってみてください。
・どのような活動を行いましたか?
・その中で自分が「やりたかっとこと」は何ですか?
・その中で自分が「やりたかったけど、できなかったこと」は何ですか?
・あなたが「やりたかったけど、できなかった」活動を20個リストアップしてみまよう
・それらを最後にやった日付を書いてみましょう
・その中から2つをピックアップして、ほんの少しでも取り組むことを1週間の目標にしてみましょう
自分が大切なことほんの少し触れてみましょう。
モノクロだった自分の心に色がつくような感覚を確かめるのが重要な点です。
STEP:4 否定的な自分の心に反論する
自分の大切な活動に取り組んでみてどうでしょうか?
それを否定する考えが次々に浮かんできませんでしたか?
『好きなことばかりやってたらダメだ』
『挑戦したって失敗するわ』
『そんなことできっこない』
それらの声に気づいたら、それらに対する反論を考えてみましょう。
『そんなことできっこない』⇨『うまく行ったことが多いでしょう。大丈夫』
『きっと失敗するわ』⇨『失敗しても死なないし、取り返しが付くことでしょ』
このように否定的な心の声にたいして、もうひとりの自分で反論する点がポイントです。
STEP5:もしあと5回人生をおくれたら?
自分にとってやりたいことに取り組む感覚になれてきたら、
こんどは
もしあなたが、今のあなたでなく
真っ白な人生をあと5回生きるとしたら何をやりたいか?
その5つの職業や活動を書いてみましょう。
(当然、そんなの無理だよ・・・という心の声が聞こえてきても横に置いておきます)
・宇宙飛行士
・飛行機パイロット
・医者
・イラストレーター
・カウンセラー
・写真家
・登山家
・政治家
・・・・・・
楽しみながら考えるのがコツです。
次にそれらの中から、2つほど選んで
その一部を実際にやってみることを1週間の目標にしてみましょう。
例えば「登山家」なら近くの山に登ってみたり、
「写真家」なら写真を撮ったり
「ジャーナリスト」ならブログを書いてみたり・・
このような取り組みをおこなうと
「あ、やっぱり自分ってこういうことが好きだったんだ!」ということに気づけると思います。
STEP5:項目ごとにチェックしてみよう
いかがでしたか?
あなたの大切なことに気づけたでしょうか?
最後に、それらの活動を下記の領域ごとに分けて
セルフチェックしてみましょう。
①仕事
②遊び
③運動
④友人・恋人
⑤冒険
⑥霊性
それぞれで、10点満点でどれくらい満たされているか確認してみましょう。
そして低いところの点数をほんの少しでも高める行動をおこなってみましょう。
例えば運動の項目が少なければ
「ちょっと朝散歩してみよう」
冒険のところが少なければ
「ちょっと違う道を歩いてみよう」
といった感じです。
まとめ
あなたの本当にやりたいこと、アイデンティティとなるものはみつかりましたか?
「モーニング・ページ」を書くことが習慣になったら
以上のように
①自分の創造性を邪魔をしているものに気づく
②自分の「大切な作業」に気づき、意識的に取り組んでみる
これらのワークは
いかに自分が自分の大切なことを知らないのかに気づかせてくれます。
一度しかない人生、QOLますます高めていきましょう!
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