「願いが叶いますように!」
もし、あなたがなりたい自分になって、自分の思い描く生活ができていたら・・・
どんなに素敵でしょうか?
自分の願いを叶える方法で有名なものに
「引き寄せの法則」というものがあります。
あなたも
もしかしたら既に試してみたかもしれません。
が、ちょっとオカルトでとっつきにくいですよね。
実は「引き寄せの法則」の方法論には科学的な裏付けが可能です。
それを提唱しているのが、神経科学者のタラ・スワートです。
彼女は「引き寄せの法則」を脳科学の切り口で説明しています。
科学的に理解できれば、変なツボを買わされることも少なくて済みそうで
良いではありませんか!
この記事では
自分の願いを叶えたいけど、オカルトな方法はちょっと・・・
そんなあなたに科学的な「引き寄せ」の6つのコツと
具体的な行動の仕方について詳しく紹介しています。
さあ、自分のやり方のセルフチェックをしてみましょう。
①欠乏ではなく豊かさを選択する
- 欠乏のマインドセットに落ちいてないか?
人間の脳は基本的にネガティブです。
利益よりも損失の方が2倍も影響を大きく受けるとも言われています。
つまり失敗を避けたがるのです。
「上司に提案して否定されたから・・・諦めよう」
「フラれたから・・・もう恋人なんか諦めよう」
これは人間が生存するための本能で危険避けるためのものですが
現状維持(コンフォートゾーン)に止まってしまうというリスクもあります。
「自分は〜ができない。足りない」という考え方の癖は
欠乏のマインドセットと言われています。
欠乏のマインドセットのままであれば、ストレスフルな状態となり
正しい選択ができません。
そしてますます良い状況を「引き寄せられない」ということになります。
- 豊かなマインドセットを選ぼう
豊かなマインドセットとは「自分には伸びしろがある」と思うことです。
「上司の提案して指導をもらえた。次はもっと良い提案ができるはず」
「フラれた・・・もっといいヒトがいるというサインだわ」
つまり失敗は成功のもとだという考え方です。
いやそんなにポジティブに捉えられないよ・・・と思うかもしれません。
それでいいのです。それが本来の反応です。
豊かなマインドセットは「意識的」に選択しなければいけません。
意識的に失敗は成功の元であると「意識的」に選択しましょう。
バイアグラという薬はもともと高血圧症や心臓病の薬として開発された失敗作です。
ポストイットも出来損ないのくっつかない糊を応用したものです。
これらの成功も
失敗を失敗と考える「欠乏のマインドセット」であればゴミ箱に捨てられていたことでしょう。
これは成功の糧だと考える「豊かさのマインドセット」が成功を引き寄せた良い例です。
行動指針:豊かさのマインドセットを意識的に選ぶ
①欠乏のマインドセットになっていないか振り返ってみよう。
②「ほらまた失敗した」という心の声ができたら「失敗は成功のもと」と考えるようにしよう。
②願望を具体的にイメージしよう
- 脳は自分の大切なことしか見ていない。
人間の目がいかに節穴かを示す有名な実験があります。
次のバスケットボールの動画で、何回パスが行われたか数えてみてください。
いかがでしたか?
動画の間でとっても怪しい〜クマが出ていても全く気づきません。
もう一度見直すと確かにクマが(笑)
このように脳はその能力を節約するために
大切なことしか意識にのぼらせないようにしています。
例えばCMで欲しい車を見つけた後、散歩をしていると
今まで以上に「その車」がたくさん走っていることに気づけるようになる経験は
ないでしょうか?
逆にネガティブなマインドセットであるとネガティブな側面しか見えなくなってしまうわけです。
- 自分の本当にやりたいこと、目標を具体的に意識しよう
すなわち
・なりたい理想の自分
・手に入れたい理想の生活
が具体的でないと「引き寄せられない(見えてない)」ということになります。
逆に具体的になれば、勝手に「引き寄せられる(見えるようになる)」ということです。
行動指針:自分の望むものを具体的に視覚化しよう。
・人間の脳は自分にとって大切なことしか見ていない。
・理想の自分や生活をより具体的に想像してみよう
③強い思いを持とう
- 必ずそれが叶うと信じていますか?
できると前向きに考えているかどうかによって
心臓病の再発リスクが変化するという研究があります。
つまり「できる」と前向きかつ楽観的に考えている人たちは
食事を気をつけたり、きちんと薬を飲んだり、運動の習慣を取り入れたり
行動を起こすことができます。
しかし「無理」だよ。と考えている人は
よくなるための行動を起こすことができません。
前向きかつ楽観的に「できる」と強く信じることで
願望を「引き寄せる」ことができるということです。
行動は力なり。ですね。
行動指針:自分には必ずできると何度も言い聞かせよう
・できると思わないと「行動」できない。
・前向きに、楽観的に、強く願おう。
④果報は寝て待て
脳が変化するにはそれ相応の時間がかかります。
・ピアノが上手になる
・絵が上手になる
・絵が上手になる
神経のつながりが強化されるのは、反復回数が大切だと言われています。
脳卒中で麻痺した手を回復させるために行われるCI療法という治療法も
1日5〜6時間、2週間ぶっ通しで麻痺した手を使わせるというものです。
「引き寄せる」とは人間の脳が変化し、生き方が変わることを意味します。
自転車に乗れた時のことを覚えていますか?
何度も転倒しながら「ある時、急に」乗れるようになる。
このように変化はある時急にくるものなのです。
行動指針:すぐに結果を求めず、信じて楽しみながら続けよう
・脳が変化するには反復が大切
・ある時、急に上手になる特異点まで続けよう
⑤自分の気持ちに正直になる
- 周りに合わせすぎていないか?自分のやりたいことをできているか確認してみよう。
人間は自分のやりたい事ができないとストレスを感じるようにできています。
ストレスとは人間が環境に適応しようとするために行われる体の反応です。
・変質者に追いかけられて逃げなきゃ〜。
・えらい人の前でプレゼンせなあかん。
こういう時に
「えらいこっちゃ。なんとかせねな!よっしゃ〜!」と
心臓をドキドキさせて臨戦態勢にするのです。
これがずっと続くと体や心が疲れ切ってしまい
「もう頑張れません・・・あきまへん」となってしまうのです。
ストレス反応は身の危険が生じた時だけでなく
自分の心に正直でない時にも生じます。
人間の心は常に自分に正直に生きている状態に戻そうと
頑張ってくれているのですね。
食べたいメニューがあるけど人に合わせてしまう
行きたい場所があるけど人に合わせてしまう
このようなストレスフルな状態では脳は本来の力を発揮することはできません。
行動指針:人に合わせすぎず、自分の本心に沿って行動しよう
・自分の心に正直な時に脳のパフォーマンスが高まる
⑥人とのつながりを大切にする
- それは自分もみんなも幸せになる願望か?
自分に正直に生きること=自分勝手な生き方をする
ちょっと違います。
人間は社会的な生き物です。
「孤独」であることは心臓病をはじめとする病気の引き金になるとも
言われています。
逆に人とのつながりは「オキシトシン」「ドーパミン」という幸福を感じる
ホルモンを分泌させます。
仲間や家族とのつながりがあるとは
社会や他人を幸せにできる人だということです。
殺人犯とは一緒にいたくないでしょう。
他人の幸せを考える利他的な人は
豊かなマインドセットが育ちやすく
願望を引き寄せやすいと言えます。
私たちの世界はみんな繋がっています。
食事が取れ、温かいお風呂に浸かれるのも
農家の人、石油を運んでくれる人・・・いろんな人のおかげですよね。
自分の願望が叶うことで社会みんなも幸せになる。
そのような願望が引き寄せやすい願望だといえそうです。
行動指針:利他的に行動し、人とのつながりを大切にする
・利他的な状態は幸福感を生み出し、豊かさなのマインドセットを生み出しやすい
まとめ
引き寄せの法則の科学的な解釈を見てきましたが
いかがだったでしょうか?
引き寄せの法則とは
人間のものの見方や考え方「認知」を変え
より役に立つ「行動」をしっかりと行なっていくための
科学的な方法論と言えますね。
オカルト的に活用するのもアリですが
このように科学的に解釈して活用する方が現代にマッチしているのでは
ないでしょうか?
できる範囲で行動してみて
その変化を試してみてくださいね
できる範囲でやってみよう
1 失敗など存在しない。全ては成功の元だと考えてみよう。
2 願望をもっと具体的にイメージしてみよう。
3 それが必ずできると強く信じてみよう。
4 粘り強く続けてみよう。
5 自分の気持ちに正直になってみよう。
6 自分も人も幸せになる願望を選んでみよう。
一度しかない人生、QOLますます高めていきましょう。
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