みんなもっと自分に優しくした方がいい
ちょっとした失敗に、つい「なんでこんなこともできないんだ」と自分を責めてしまう。
他人にはかけられるやさしい言葉も、いざ自分にはなかなかかけられない。
そんな時はありませんか?
私たちは、誰よりも自分に厳しい存在です。
――でも、そのままで本当に心は回復するでしょうか?

人間って自分に厳しすぎるんだよね。



まずは自分を大切にしてあげないとね
心理学では「セルフコンパッション」という考え方があります。
それは、痛みやつらさを否定せずに、やさしさをもって自分に寄り添う方法。
心理療法家ラス・ハリスは、自分へのやさしさを
このように言っています。
「飛行機の非常時に使う酸素マスクのようなもの」
自分にマスクをつけなければ、他人を助けることなんてできない


この記事では、セルフコンパッションを日常の中で実践するための基本の2ステップをご紹介します。
「自分にやさしくする」ことに罪悪感を抱きがちな方にも、きっと役立つはずです。
セルフコンパッションを日常の中で実践するための2ステップ
痛みを認める
痛みの感情にラベルを付ける
「私はその感情があることに気づいている」という



こうすることで客観的に自分を見られるようになります
ゆっくりと優しい呼吸をする
やさしさをもって自分に接する
・自分にやさしくしよう
・もう少し余裕を持とう
・リラックスしよう
・慌てなくていいよ



しっくりくる言葉を探してみましょう
最後にこの2つをセットで行う
仕事がいそがしくて、イライラしている・・・
いま、私はイライラしている。もう少し余裕をもとう・・
心無い言葉に傷ついてショックでつらい・・
私はとてもつらい気持ちに気が付いている。つらかったね。でも大丈夫・・・
おわりに:やさしさで心は癒えていく
「自分にやさしくするなんて、甘えじゃないか」と思う人もいるかもしれません。
でも——
やさしさは、心を回復させる栄養です。
まずは自分に酸素マスクをつけて、息を整えることから始めましょう。
感情に気づいて、やさしい言葉をかける。
たったそれだけで、心の中に小さな安心が灯るはずです。
疲れたとき、しんどいとき、
ぜひこの2ステップを、そっと試してみてください。
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