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どうすれば部下がイキイキと働いてくれる?自走型組織の作り方。

部下が言うことを全然きいてくれない。

部下が全然うごいてくれません。

それなら自走型組織をめざそう

自分で考えて行動できる人がたくさんいる組織

【自走型組織】
上からの指示・命令を待つことなく自分で考えて行動を起こす自発的な人が多い組織

<参考> 森田満昭.2022『自走型組織の作り方』.幻冬社

自走型組織になれば・・・

  • 組織や部署の売上が上がる
  • 顧客満足度が上がる
  • 従業員の離職が減り従業員満足度が上がる

組織や部署の「リーダー」なら、部下がイキイキと自分で行動してくれたら理想ですよね?

そんなことできるの?

この記事では組織や部署の「リーダー」のために
組織改革コンサルタントである株式会社ミライズ創研代表取締役「森田光昭」さんの
「自走型組織の作り方」より
自分で考え、行動してくれる成果のでる「自走型組織」の作り方を解説してきます。

部署・組織のリーダー必見です!

目次

自走型組織に必要な要素は?

自走型組織に必要な要素はこれ。

  • 心理的安全性
  • 実現したいと心の底から思えるビジョン
  • 循環的に物事をとらえ、本質をみるためのシステム思考
  • 質の高い対話

心理的安全性

組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対しても安心して発言できる状態

話し合いのイラスト(棒人間)

リーダーの働きかけが大切だよ。

実現したいと心から思えるビジョン

「組織のこうなりたい姿」を社員全員が共有できている

「ジャーン」と披露している人のイラスト(棒人間)

自分の仕事がみんなの理想とつながっているという感覚が大切なんだ

循環的に物事をとらえ、本質をみるためのシステム思考

問題の原因だけでなく、構造を考える思考法

クエスチョンマークを出している人のイラスト(棒人間)

組織は複雑だから、原因だけを追究しても解決しないよ。

互いに傾聴しあう質の高い対話

役職や立場に関係なく発言でき、受け入れられること

話し合いをしている人達のイラスト(棒人間)

偉い人ばかり発言していたら、みんな発言しづらいものね

そんな組織できるのかしら?

自走型組織をつくるための3つのステップとは?

その3つのステップはこれ!

  • 幹部の育成
  • キーパーソンとなる現場リーダーの育成
  • 一般社員の意識改革

まずは幹部の育成

上司が変わったほうが効率が良い

勉強会のイラスト
自走型組織の意義が伝わっていることが理想

上層部が変わらないと組織は変わらないよ。

うう。わかりました。

「部下の育て方」や「ビジョンを共有する」ことは学校で習いません。
なのでその方法論をまず「上層部」が知ることから始める必要があります。

  • 知識を広げる
  • ビジョンを探求する
  • 関係の質と思考の質を高める

知識を広げる

なぜ自走型組織が必要なのか?そのために必要なことはなになのか?そのメリットはなになのか?
幹部自らが「自走型組織」の知識がある状態を目指しましょう。

ビジョンを探求する

幹部の人たち自らの「ビジョン」に気づいてもらうため、コーチングが必要です。
幹部自らの「ビジョン」は何なのか問いかけをして、明らかにしていきましょう。

関係の質と思考の質を高める

役職や部署を超えた様々な人との交流を増やして人間関係を豊かしましょう。
部下や組織の発展を通じて社会貢献するという高いレベルの喜びに気づいてもらいましょう。

幹部自らが「ビジョン」の重要性や
「対話」「システム思考」を理解することがスタート

根気よく教育していくことが大切なんだね。

キーパーソンとなる現場のリーダーの育成

すでに自発的に動いている人はいませんか?

組織改革を頼まれなくても、すでに自発的に行ってくれる人はいませんか?

幹部よりも、現場の「キーパーソン」の振る舞いがチームに影響を与える

幹部は「キーパーソン」を大切にして
ビジョンや戦略についてコミュニケーションをしっかりとっていこう

「キーパーソン」ってどうやってみつけたらいいの?

キーパーソンの特徴

1:組織改革に前向き
2:自分の意見がしっかり言える
3:人の意見もしっかり聞くことができる
4:心のエネルギーが高い

最初は幹部自らがキーパーソンになることも大切だよ!

このような人は「キーパーソン」ではありません
・笑いを取ったり、場を盛り上げるが、人の話を聞かない人
・自分の世界に閉じこもって共感力の低い人

一般社員の意識改革

二人三脚のイラスト(男性会社員)

一般社員の「やる気」には上司と社員の関係性が影響する

まず上司自身が自分の振る舞いを見直して「信頼」されることが必要なんだ。

  • 社員だけのせいにしていないか?
  • 自分がコンプライアンス違反をしていないか?
  • 部下と対話しいるか?
  • 心理的安全性を保てているか?
  • 部下育成よりも売り上げばかり意識していないか?

耳が痛いです。人は変えられない、自分は変えられるてやつですか?

それが普通だから少しずつやっていこうよ

まとめ:自走型組織の第一歩は「対話」から

対話:ダイアローグになっているか?

いかがだったでしょうか?

結局は組織の「リーダー」自身が、部下との関わり方を内省し、行動していくことが必要なのです。

あなたが一般社員であれば
そのような志の高い会社に転職するか、あなた自身が「リーダー」になれば良いでしょう。

いずれにせよ部下であれ上司であれ、最も大切なスキルは
『対話:ダイアローグ』です。

話し合いをしている人達のイラスト(棒人間)
ダイアローグになっているか確認してみましょう。

【ダイアローグ】
指示・命令のような「一方的」なモノローグではなく
双方向性の対話のこと。

モノローグ:「私はこう思うから、こうしてくれ!」

ダイアローグ:「私はこのように思うのですが、どうですか?」

このようなアサーティブ(相手を尊重した自己主張の仕方)を意識しで
実践してみることをお勧めします。

まずは自分の心のエネルギーを充電してみませんか?

とはいえ、なかなか変わらない相手にイライラすることもありますよね?

ヒントは自分の中にある。

私は自己主張の仕方がとても下手でした。
完全に黙ってしまうか、強く言いすぎて雰囲気を悪くすることもしばしば。

どうしてみんなわかってくれないんだ・・・と悩んでいました

しかし「あること」を意識すると大きく雰囲気が変わりました。

相手は何に困っているんだろう?
相手のビジョンは何だろう?

相手ベースで考えるようにしたのです。

そのためには1on1のミーティングで意見を聞く方を意識すると
みんなの表情が変わることがわかりました。

さらに次のようなことがわかって来ました。

相手ベースで振る舞うには、自分の心が健康で余裕がないと無理!

今では、うまく組織が動くためには
上司自身の「心のエネルギー」の問題が大きいのではないかと考えています。

他の記事で心のエネルギーの高め方を紹介しているので
参考にしてみてください。

人は変えられないが、自分は変えられる
まずは自分の心のエネルギーを高めることから始めませんか?


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この記事を書いた人

■作業の視点で安寧と幸福を促進するOccupational Therapist
■QOL(Quality of Life)向上のための知識を網羅的にまとめることで、生きとし生けるもの全てが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです

このブログが私たちの今を輝かせ、人生のQOLを高めるお役に立れば幸せ!そういう気持ちでブログを書いています。

あなたの人生がますます輝き幸せに溢れますように!

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