問題にすばやく対処したい!
時代の変化に取り残されそうで怖いです。良い方法はありませんか?
それなら『OODA(ウーダ) 』がおすすめです!
この記事では【問題に素早く対処するための良い方法】である【OODA(ウーダ)】について解説します。
OODA(ウーダ)
OODA(ウーダ)とは素早く問題を解決するための「フレームワーク」のことです。
要するに【料理の基本レシピ】みたいなものだよ!
OODAの『4ステップ』
- O(Observe) 観察 客観的な情報を集める
- O(Orient) 方向づけ 情報を分析し現在の情勢を判断する
- D(Deside) 意志決定 具体策の決定などの意思決定を行う
- A(Act) 行動 実行、仮説の検討を行う
OODA(ウーダ)はアメリカ空軍のパイロットである「ジョン・ボイド大佐」が考案した考え方です。
モタモタしてたら撃ち落とされちゃうからね。
OODAは素早く意思決定をして行動するための考え方なんだよ。
うーん。当たり前といえば当たり前のような・・・
具体的にどのように活用するの?
不確実性の高い時代の特効薬は『行動である』
突然雨が降ってきたケースで【OODA(ウーダ)】で考えてみましょう。
O:観察 「雨えーっと風向きは・・。ネットで天気図を確認して・・雨雲レーダーは、」
O:方向づけ 「しばらく雨は止まないから、いますぐ雨宿りをして傘を買うしかないな。」
D:意思決定 「よし、あのコンビニで雨宿りをして、傘を買おう。」
A:行動 「コンビニのビニール傘を買う」
なんだ普通じゃん
でも情報を集めて、素早く判断して、行動をしないと
このようになっちゃうでしょ?
PDCAサイクルと、どう違う?
よくあるPDCAサイクルとどのように違うのでしょうか?
PDCAサイクル:計画や目標を立てて効果を見ながら改善をしていくためのフレームワーク
例)職場の業務改善、自己啓発など
年間の事業計画やダイエットなど、比較的変化の少ない状況でじっくり改善したいときに便利なフレームワークです。
OODAループ:目の前の状況に素早く意思決定をして行動を起こして対応していくためのフレームワーク
例)非常事態に素早く対応する、新しい事業を立ち上げる
例えば、新しい新規事業を立ち上げたいときに
もたもたと意思決定していてはライバルに負けてしまいますね。
変化の早い問題に対処する場合には、OODAループで素早く判断・行動していくのが良いでしょう。
ちなみに・・・
決めながら、情報を集めて、行動しながら、また情報を集めて・・・
素早い意思決定と行動がOODAループの真髄です!
戦闘機乗りのジョン・ボイド大佐が
考えたっていうのがよくわかりました!
まとめ:今の時代に必要なのは「多動力」
OODAが教えてくれるのは「行動」の大切さです。
私は深く考えるのが好きなのですが、行動に移すのが遅くて失敗していました。
読みたい本を買おうか、買うまいか・・・
勉強会に行くべきか、行かないべきか・・・
考えている間に時間が過ぎて、締切をすぎてしまっていました。
それは失敗が怖かったからです。
しかし
OODAループを活用すれば【失敗】は次の判断のための貴重な【情報】だということがわかります。
日本人は特に失敗に敏感で、変化を嫌う文化がありますが
会議ばかりで何も決まらないことよくあるなぁ。
うまく行かないのが失敗なんじゃない。
何もしないことが失敗なのだ!
いかがだったでしょうか?
OODAループは日常の生活にも役になつので「活用して変化していきましょうね!
コメント