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【コミュニケーションスキル】自分の気持ちを上手に伝える方法【アサーション】

人間関係って難しいですよね

有名な心理学者のアドラーは

全ての人間の悩みは対人関係の悩み

と述べています

これにはほとんどの人が共感できるのではないでしょうか?

職場、学校どこにでも苦手な人っていますよね・・・

しかし逆に考えると、上手な人とのコミュニケーション方法を学ぶことは

悩みを減らし健やかに過ごすために、かなり重要なポイントと考えられるのではないでしょうか?

この記事では

  • 自分の気持ちを上手に伝えられずコミュニケーションに困っている方に
  • 自分の気持ちや考えをうまく伝える「アサーション」についてお伝えしてきます
目次

自分の気持ちや意見を言うのって難しい

私は昔から自分の意見を言うのがとても苦手です

遊園地に行った時も、自分が乗りたいもの、食べたいお昼ご飯を言わない子供でした

大人になっても複数で居酒屋にっても自分からメニューを提案するのが怖いのです

  • こんなことを言うと嫌がられるのでは?

私の心はいつもこのような考えが浮かぶのでした

かといって相手の言う通りにしている自分も気分の良いものではありませんでした

このような自分が嫌いで、それを治さなければ・・・

そう思い自己主張を頑張ってみることにしました

そうすると反論されたり、同意を得られない体験を重ねることになります

そうすると自分が否定された気持ちになり、

  • やっぱり自分の意見や気持ちに正直に伝えてもいいことはない・・・

このような考えが浮かぶようになったのです

自己主張しないのもよくない

自己主張のしすぎもよくない

どうしたらええんや・・・と悩んでいた私

そこで出会ったのが「アサーション」と言う考え方でした

ほどほどが大切

アサーションとは、自分の主張をうまく伝えるためのコミュニケーション方法のことです

簡単に言うと

ほどほどの言い方

を採用すると言うものです

え、そんなもんかいな・・・と思いますよね?

具体的には、

  1. 相手のことは考えず自分の言い分を優先する「強い」言い方を考えます
  2. 次に自分の気持ちを抑えて、相手の都合を優先する「弱い」言い方を考えます
  3. 上記の1、2を組み合わせてバランスのよい「ほどほどの言い方」を考えます

最後の3を採用すると言うわけです

まるでお風呂のお湯みたいですよね

熱いお湯と冷たい水を混ぜて、41度くらいのお湯にする感じでしょうか

相手の気持ちと自分の気持ちの中庸を見つけると言うのがミソだったんですね

相談するとき、相談される時のアサーションのコツ

人間関係の特徴として

提案したり相談する人は相対的に弱い立場になります

逆に相談に乗る方は、強い立場になります

そうすると相談を受ける人は無意識に「指示的」な態度を取りやすいと言われています

上司に相談、弁護士さんに相談、医者に相談、有名占い師に相談・・・などですね

そもそも相談するという状況は、何かしら不安や心の不安定さがある時ではないでしょうか

ですから多くの場合「弱い」言い方になってしまうのですね

しかし

自分の意見は言わないと相手に伝わりません

ですから相談する場合は、気持ちを察してくれるべきだとは考えず自分の意見をしっかり言う方が良いのですね

  • 相手の気持ちや意見を大切にしながら穏やかに話す
  • 自分の意見考えや意見をきちんと伝える

以上のように、繰り返しになりますが、

自分の意見も大切にするけど、相手の気持ちも大切にすることがアサーションなのです

逆に、相談に乗るときは強い立場になってしまうことを自覚し

相手の言葉に耳を傾ける(傾聴)を意識する

とうまくいくことが分かりますね

  • 相談するときは自分の気持ちに正直になる
  • 相談されるときは相手の気持ちを傾聴する

意見よりもゴールを共有する

とはいっても人間は完全には分かり合えないのです

例えば私はお刺身などの魚が大好きなのですが

私が「魚が好きなんですよ〜」と言った場合

相手は「魚が好きなんですね〜」(釣りが好きなんだな〜)と捉えるかもしれません

相手の見ている赤色と自分の見ている赤色が同じであるのを確かめるすべは今のところないのです

ですから上手なコミュニケーションな方法といっても

いつも完全にわかりあうことはできない

わけです

自分の意見を行っても、相手と完全に折り合わないことがあるのが当たり前ですよね

大切なのは、お互いが共通するゴール(主目標・主目的)を意識する方が良いとされています

旅行先を決めるカップル同士でアサーションがあるとき、ないときを妄想してみました(笑)

【アサーションないとき

男「今度の連休キャンプに行こうよ」

女「え〜、(虫が怖いしなぁ、トイレも汚かったら嫌だなぁ)う〜ん、どちらでもいいよ・・・」

男「えっ?嫌なの?せっかく誘っているのにどちらでもいいって、どうする?」

女「えっと、他には?」

男「俺はキャンプに行きたいの!もういいや」

【アサーションがあるとき】

男「今度の連休どこか出掛けるのはどう?俺はキャンプに行きたいんだけど?どうかな?

女「キャンプいいね。キャンプはいいんだけど、私は虫が嫌いだから設備が整っているところがいいと思うんだけどどうかな?

男「そうか。確かにね。それならグランピングはどうかな?虫もいないしトイレも綺麗だよ」

女「へ〜、いいね。それなら大丈夫。ところで〇〇くんはキャンプで一番何をしたいの?」

男「最近仕事で疲れてて、都会の喧騒から離れて自然の中で過ごしたいと思ってたんだ。ところで〇〇ちゃんはキャンプで一番したいことある?」

女「キャンプといえばバーベキューだし、自然の中で普段食べられない地域の食材を食べたい

男「それなら、ここの、このプランでどうかな?

女「いいね!ありがとう!楽しみだね」

まとめ:「ほどほど」イズ ベスト!

私はどちらかと言うと、完璧主義でありながら、結構ミスが多く

自分を責めがちな性格と自己分析をしています

アサーションを学んで、

完璧主義にこだわりすぎると自分の意見や相手の意見とうまく折り合うことが難しくなることに気づきました

人生をうまく乗り切るためには

ほどほどがうまくいく

ぜひアサーションを試していただき

一度しかない人生、QOL高めて楽しみましょう!

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この記事を書いた人

■作業の視点で安寧と幸福を促進するOccupational Therapist
■QOL(Quality of Life)向上のための知識を網羅的にまとめることで、生きとし生けるもの全てが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです

このブログが私たちの今を輝かせ、人生のQOLを高めるお役に立れば幸せ!そういう気持ちでブログを書いています。

あなたの人生がますます輝き幸せに溢れますように!

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