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【やる気スイッチ】どうやったら「やる気のない人」を説得できる?【効果的な方法】

・子供がやる気になってくれなくて困る

・部下がなかなかやる気になってくれなくて困る

・患者さんがなかなかやる気になってくれなくて困る

相手のことを想っていても、相手に動いてもらうことって難しいですよね

この記事では

  • 「やる気のない人」に動いてもらえなくて困っている

このような状況に困っておられる方に

「やる気のない人」を説得するテクニック

  1. 「共感」「承認」
  2. 自分の価値」を示す
  3. 「自由意志スイッチ」のメタファーを使う

について詳しく解説してきます!

1・共感・承認

まず、ファーストステップです
「共感」と「承認」です

共感とは相手の「感情」をこちらが言語化してしてあげることです

ポイントは下記の3点です

1、相手の「感情」にフォーカスすること

2、「You Feel So(あなたが、そのように、感じたのですね)」のメッセージになっていること

3、自分もその感情になること

「独り引きこもる失恋女子」の写真[モデル:たけべともこ]
  • 「彼氏が浮気をしたから振ってやったわ」⇨それはひどい、腹が立つね
  • 「子供が大学に合格した!」⇨それはめっちゃ嬉しいね
  • 「明日手術なんです・・・」⇨それはとっても不安ですよね・・・
  • 「今度ディズニーランドに行くんだ!」⇨それはすごく楽しみだね〜!待ち遠しいね!

「そうそう、そうやねん!」とう反応が返ってくれば上手くいったサインです

承認とは、「それは、あなただけでなく、みんな同じですよ」と言語化してあげることです

ポイントは、逆の立場だったら自分もそう感じると伝えることです

  • 「わたし、いつも失敗ばかりなんです」
  • ⇨そうなんですね、それは落ち込みますね(共感)
  • ⇨私もそういう時は落ち込みます
  • ⇨失敗した時落ち込むのは当たり前ですよね(承認)

「そうですよね〜」という反応が返ってくれば、うまくいっているサインです

なぜ、共感や承認が大切なのでしょう?

それは信頼関係(ラポール)を築くためです
信頼関係がなければ、話を聞いて貰えないからです

私はついつい共感をすっとばしてアドバイスをして、失敗をしてきましたが
しっかりと共感や承認を行うと相手の心にスペースができるのがはっきりとわかります

そうなって初めて相手と一緒に考えるスタート地点に立つのです

2、「自分の価値」を示す

「共感」「承認」を行い信頼関係が築けたら

「自分の価値」を示す を行います

「自分の価値」を示すとは、別の言い方をすると自分の想いを伝えるということです

ポイントは下記の点です

❌  “YOU”と時メッセージ「あなたは・・・すべきだ」
例)あなたは勉強をもっとしなくてはいけない
  あなたこの治療にとりくむべきだ

🔴   “I”メッセージ「私は・・・・と思っている」
例) 私は、あなたがもっと勉強をして幸せな人生を送る手助けをしたいと思っています  
   私は、あなたの病気の症状が改善して、大切なことが行えることに役立てば嬉しいと思っています

プロポーズの時にも、「お前は俺と結婚すべきだ!」というはYOUメッセージになりますが
「私はあなたと結婚して、世界一幸せ者にしたいと思っている」というのはIメッセージですね

「顔を隠して告白タイム」の写真

どうして“I”メッセージが有効なのでしょうか?

なぜなら人は他人にコントロールされることが嫌いだからです

私は無意識的に“YOU“メッセージを多く使って失敗をしてきました
“YOU“メッセージばかり使うと、相手の表情が少しずつ曇ってくるのがわかるのです

相手に情報を与えた上で、自己選択をする手助けをするイメージが大切ではないでしょうか?


3、「自由意志のスイッチ」を使う

それでも相手が行動を起こすことを戸惑っていたら

「自由意志のスイッチ」のメタファーが使えます

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あなたの目の前にスイッチがあります
自由意志のスイッチです
自由意志とはあなたがあなたをコントロールする心の働きのことです

「機械のスイッチボタン」の写真

自由意志のスイッチがONの時は、あなたの心をあなたでコントールできている状態です

自由意志のスイッチがOFFの時は、あなたの心は、あなたの意志に反しているとしましょう

ドローンを操作する手元の写真

もしあなたの自由意志のスイッチがOFFのままであれば、あなたの状態は何も変わらないでしょう
今の時間も、これからの時間もすべて無駄というわけです

しかし、もしあなたの自由意志のスイッチをONにすれば状況は変わります
有効な方法を自分で選択できるようになり、ポジティブな人生少しずつ近づく可能性が増えるでしょう

もしスイッチをONにしてくれれば、私もあなたの役に立てるかもしれません

しかしスイッチを入れるかどうかは、あなた次第ですし、誰にも操作されることもありません

では、

あなたはスイッチを入れるか、入れないままでいるか、どうされたいですか?

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このような(メタファー)例え話の良いところは
「行動」が良い結果をもたらすことに気づいてもらうことにあります

まとめ

いかがだったでしょうか?

基本的に人は変えられません
あくまで、その人の人生は、その人の手で選ばれるものです

それは医師であっても、親であってもです

しかし、その人の人生を良きものにするための方法を一緒に考える力になることはできます

不思議なもので「相手を変えよう」と思っている間はうまくいかないものです

相手を思いやる「愛」や「慈悲」の心が、相手が変わるきっかけになるように思います

一度しかない人生、QOLますます上げていきましょう!


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この記事を書いた人

■作業の視点で安寧と幸福を促進するOccupational Therapist
■QOL(Quality of Life)向上のための知識を網羅的にまとめることで、生きとし生けるもの全てが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです

このブログが私たちの今を輝かせ、人生のQOLを高めるお役に立れば幸せ!そういう気持ちでブログを書いています。

あなたの人生がますます輝き幸せに溢れますように!

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