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【最高の学習法】効率よく自己学習したい!けどその方法は?【新人・学生指導】

・たくさんの本を読んだけど内容が頭にはいっていない!
・新人さんにたくさん説明したのに全然理解してくれない!

このような教育や学習の場面で困ることはありませんか?

限りある時間で効率の良い学習につなげられたらみんなハッピーですよね?

この記事では

  • 自己学習をしているひと、新人・スタッフを指導する人に
  • 効率のよい学習方法」についてお伝えします。
「人に教える」が最高の学習法

結論からいうと最も効率的な学習方法とはコレ!

「人に教えること」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89

アメリカ国立訓練研究所の研究によってどのような方法が学習されやすいかを示したのがこの
「ラーニング・ピラミッド」です。

講義を聞く」のはたった5%!
「本をよむ」のもたった10%!

どおりで大学の座学はつまらなかったはずだ(失礼)

一方で「人に教える」は驚異の90

たしかに実習で体験したことや、必死で工夫したことは頭や体にしみこんでいるのは
みなさんも思い当たるのではないでしょうか?


①使うほど頭に刻まれる

紙に鉛筆で文字を書いたとします。
それを消しゴムで消すと文字が消えてしまいます。
今度はそれを何度も行うと、紙にくっきりと文字が残ってしまい消えなくなります。
記憶は「使う」ことで頭に定着しやすい性質があるので
このように何度も頭で思い出すことでより頭に残りやすいのです。

「フィードバック」をもらえる

教えることのメリットは「フィードバック」をもらえることです。
わたしも実習生に得意げに教えていたところ
「ここって、どういうことなんですか?」とするどい質問をうけて
「うっ…ここあんまり理解できてなかった~」と慌てて見直すことがあります。
このように「フィードバック」受けて初めて学ぶことができるのです。

本質を理解できるようになる
NHKこどもニュースなどで有名なジャーナリストの池上彰さんは
子供たちに教えることを通じてものごとの本質を考えることができるようになったといっています。
例えば子供たちに「銀行」の仕組みをおしえるのであれば難しい用語をつかえません。
そもそも「お金」とはなにか?というところから説明する必要がでてきます。
「教える」ためには要素をより単純化して本質理解しなければできないからです。

「教える」→「フィードバックをもらう」→「わからないところをインプットする」→「教える」
という良いループが学習効率を高めるのですね。

では普段の仕事や自己学習にどのように生かせるでしょうか?

「教えあう場」を作り参加しよう!
  • 積極的に「教え役」を買って出る

新人指導・学生指導など「教え役」に抜擢されると、ふつうは
「めんどくせ~」とおもうかもしれません。(私はそうでした…)

「教えること」が最高の学習だと知っていれば
「超ラッキー!」だと思えるようになります。

「やべ、ここうまく説明できないや…!自分の伸びしろが見つかってラッキー!」
完璧に教えようとするよりも、自分のためだと思って積極的に「教え役」を買って出ましょう。

  • 勉強会グループ」を作る

ラーニング・ピラミッドによると
「講義」の学習効率はよくありません。

勉強会や研修会に参加するだけではもったいないことがわかります。

日ごろから興味のある人たちで「勉強会グループ」を作って
お互いに教えあう環境を作っておくことが役に立つでしょう。

実は私は
「高額の研修会代を払って学んだんだからだれにも教えたくない…」と考えていました。
ラーニング・ピラミッドで考えると聞く方は10%しか学習されないのだから

「教える方がはるかにお得!」

実際にだれかに教えると
「こんなことも聞いたことありますよ~」と情報が集まってくることを経験しました。
類は友を呼ぶように、アウトプットすることで逆にインプットがはかどります!

  • 相手が「喜ぶ」教え方をする

そうやって人に「教えること」を意識していた私ですが
一生懸命教えすぎた結果「うっとおしいうんちく魔」になっていました(笑)
知識をひけらかすことと、教えることは全く違います。

教えるときに大事なのは「相手が喜ぶ教え方」をすることです。
まちがっても「こんなことも知らないの~」という教え方はもちろんNG!

相手にプレゼントを渡すつもりで
こういうことで困っていたら、こういう方法がいいらしいけどどうですか?」
と相手の悩みを解決してあげるつもりで情報を伝えるといいですね。

  • 新人・学生に「説明」してもらう

おなじ理屈で新人さん・学生さんに効率よく学習してもらうには
「教える側」に回ってもらう場をつくるとよいことがわかります。

①学生、新人同士で教えあう場をつくる
②指導側が「え?これちょっと分からんねん。教えてくれる~?」
と知らないふりをして相手に教えてさせる(演技派)

③プレゼンテーションの場を設ける

これには教える側が相手が緊張しない場を作ったり、上手にできたらすかさず「褒める」と
もっとよいとおもいます。

まとめ:アウトプットこそ最高の学習

学習とお金ってとっても似ています。

お財布にお金をいっぱい貯めても、それだけでは「幸せ」とは言えません。
お金を上手に使って、人々を幸せにできているひとのところに、お金は集まってきます。

知識も頭の中にいっぱい貯めても、それだけでは役に立ちません。
知識も上手に使って、人々を幸せにできているひとのところに、知識が集まってきます。

「人に教えること」→「人を幸せにすること」→「自分も幸せ」
これが最高の学習法なのではないでしょうか?

一度しかない人生、ますますQOLを高めていきましょう!


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この記事を書いた人

■作業の視点で安寧と幸福を促進するOccupational Therapist
■QOL(Quality of Life)向上のための知識を網羅的にまとめることで、生きとし生けるもの全てが幸せになるお手伝いができれば嬉しいです

このブログが私たちの今を輝かせ、人生のQOLを高めるお役に立れば幸せ!そういう気持ちでブログを書いています。

あなたの人生がますます輝き幸せに溢れますように!

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