・何もかもうまくいかない・・・
・どうしてダメなんだ・・・
ダメな自分をどうにかしたい!そう思うことってありますよね。
実はその方法は結構簡単。道具もなにも要りません。
この記事では
- ダメな自分を変えたい!と考えておられる方に
- 自分を変えるためのたった一つのコツをお伝えします。
「自分」の本質は「意識」だということに気づくこと!
結論からいうとその方法とは、
私たちの本質は「意識」である。というこことに気づくことです。
これだけだと「お・・・おう・・・」って感じですよね。
ではまず意識とは何か?について確認していきましょう。
意識と無意識
「意識」とは何かというと
- 朝日のキラキラとした「あの眩しさ」
- コーヒーのほろ苦い「あの香り」
これらを感じていることに自分で気がついている状態のことです。
「意識」の対局にあるのが「無意識」です。
一方で寝ぼけて歯磨きをしているとき、どれくらいの力で歯を磨いているか
歯磨き粉の味わいを意識していません。
この状態が無意識です。
無意識は「自動運転モード」
意識は「手動モード」
と言えるでしょう。
右足と左足の出すタイミングや力の入れ方を意識していたら大変ですよね。
人間の心や体のほとんどは「無意識」に行われいるのです。
無意識の弱点
しかしこの「無意識」にも弱点があります。
それはネガティブな考えが自動的に行われてしまっている時です。
「ねぇ、今日はどうしてイライラしてるの?」と言われてハッとした経験はないでしょうか?
「無意識」のおかげで私たちは自動運転モードで楽ちんに過ごせているのですが
感情や行動、判断がネガティブな状態で自動運転になっていると大変です。
人間関係の悪化やストレスの増加、それによって体の不調に繋がってしまいます。
そんな時こそ「意識」の出番です。
手動モードに切り替えて、自分の状態をモニターしてあげましょう。
「ちょっとネガティブに考えすぎちゃいないかい?そこの君」
このように「無意識」に待ったをかけるのが「意識」の働きです。
マインドフルネスで「意識」に気付こう!
話を元に戻します。
自分を変えるコツとは私たちの本質が「意識」だと気づくということでした。
一体これはどういうことでしょう?
それでは今からゆったりと椅子に腰かけ、姿勢を正して目を閉じてください。
そして自分の呼吸にじっくりと意識を集中させます。
そうすると自分の肉体は見えなくなり
呼吸を眺めている自分がぼんやりとそこにいることがわかります。
これこそが「意識」です。
自分を眺めている「自分」
つまり意識がそこにあることに気が付きましたか?
次にいろんな雑念がぶくぶくを湧いてくるのを確認してみてください。
「腰が痛いな〜」
「自分って集中力ないな〜」
どんな声が聞こえましたか?
これらは「無意識」によって勝手に作られています。
私たちの感情や思考は
無意識の働きによって勝手に生み出されるものなのです。
このようなマインドフルネスの実践によって
「意識」と「無意識」は別のものと体感できたでしょうか?
「意識」である自分と、「無意識」である思考や感情が別物だと分かると
もはやネガティブな思考や感情にとらわれているのが役に立たないことに気がつくと思います。
- 感情や思考も「無意識」が生み出した幻想だ。
- あるのはそれをみている「意識」すなわち自分だけである。
- 感情や思考が自分だと勘違いしていると、それらに囚われてしまうので注意!
「ダメな自分」どころか「自分」そのものも幻想。
それだけでなく「自分」でさえも無意識がつくった幻想です。
例えば自分ってナニ?って考えてみましょう。
・小さい頃は「赤ちゃん」のわたし
・ランドセルを背負った「小学生」のわたし
・厨二病の「中学生」のわたし
・自分探しの旅にインドに旅に出かけた「大学生」のわたし
「自分」ってどれも違いますよね。
有名なYoutuberのヒカキンはもともとスーパーで働いていましたが
1000万人を超える登録者を持つ人気者になりました。
スーパー店員、Youtuberどちらが彼の「自分」なのでしょう。
自分なんてものは定義できないのですから、そんなものはないのです。
- 「自分とは何者か?」という考えも無意識が勝手に作り出した幻想だ!
- あるのはそれに気づいている「意識」だけであることに気付こう!
自分の本質は「意識」だからダメな自分なんて存在しない。
ヒカキンも「俺はスーパーの店員だ」と勝手に自分を定義していたら
きっとYoutuberとしてのヒカキンはいなかったでしょう。
自分が思っている「自分」も無意識が作り出した幻想なのです。
じゃあ本当の自分てなに?
それが「意識」です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ダメな自分がいるのではありません。あるのは「意識」だけです。
「無意識」が勝手に「ダメな自分」と声を荒げているだけなのです。
「無意識」の声を信じ切ってしまい、それが「自分」だと勘違いしてしまう
自分とは肉体であり、感情であり、思考するもの勘違いしている。
私たちの本質が「意識」であるという
そのことを思い出すことで私たちの行動の選択肢は大きく広がり
「ダメな自分」という幻想を消し去ることができます。
- 自分の本質が「意識」だと気づけば
- 無意識の働きである「自分のイメージ」「感情」「思考」をコントロールできる。
- そうすればもっと自由に自分を形作れる!
思い込みや自動的な心の働きの鎖を外していきませんか?
ますますQOLを高めて、いきましょう。
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