わたしたちは普段当たり前に生活をしていると健康の大切さに気づいていません
しかしひとたびお腹が痛くなったりすると
「あ〜、健康ってありがたいなぁ・・・」と気がつくことありませんか?
そしてまたすぐに忘れてしまうものです
人間って勝手な生き物ですよね
当然健康で生活できるのが一番いいわけですが、では・・・
【健康】ってどういう状態なのでしょう?
【健康】を知らずして【健康】になれるのでしょうか
この記事では
- 健康の定義を再確認することで
- 健康へ近づく方法を再確認してみたいと思います
健康とは?
1947年に採択されたWHO憲章では、前文において「健康」を次のように定義しています。
ええっ?健康って病気が治っている状態じゃないの?
そう思いますよね
私もそう思っていました
このことから病気であっても、弱っていたとしても「満たされた」状態であれば【健康】なんだ!
ということがわかります
うーん、何だか納得いきませんよね
いったいどういうことなのでしょう・・・
健康かどうかは捉え方次第
例えば病気が治ることが【健康】だとすれば
慢性の病気や障害を持った人々は、一生健康でないというふうにも考えられます
近年では、がんであっても共存して治療しながら生きることができる時代になってきています
そもそも全く悪いところがないという人なんていないのではないでしょうか?
そして肉体的、精神的、社会的に「満たされた」状態が健康だあったとしたら
「満たされた」と決めるのは誰でしょう?
他ならぬ自分ですよね・・・ということは
- 自分が「満たされてる」と感じたら【健康】ってこと
つまり人間が【健康】かどうかは「捉え方」が鍵だということになります
確かに乙武さんは障害があっても自分よりも「満たされている」という感じがして【健康】ですが
引きこもりの人は病気でなくても【不健康】だと言えます
ではどうしたら満たされていると感じられるのでしょうか?
満たされるというのは「役に立っている」という感覚
人間が幸福に感じる要素の一つに
「人の役に立っていると感じられること」
ということが示唆されています
リハビリテーションの仕事をしていると、患者さんから次のように言われることがある。
「もう歳だからダメだ・・・早くお迎えがきて欲しい」
「何をやっても無駄だよ・・・放っておいてくれ」
せっかく命があるのにもったいないと思うのですが、彼らは全然【健康】そうには見えません
これらの言葉の裏にあるのは
「自分は役に立たない存在」と感じているからではないでしょうか?
ですからいくら筋肉をつけても、病気が治っても【健康】になれないのではないかと思うのです
- 【健康】とは社会に対して「役に立っている」と感じ「満足している状態」
だと私は今のところ思っています
まとめ
もちろん体を鍛えて、病気を治すことは大切です
社会的地位を得て、お金もあればもっと素敵ですよね
しかし「社会に対して役に立ち」それに「満足」していなければ【健康】とは言えないのです
美味しい牛肉や調理器具が揃っていても
料理を作って誰かに喜んでもらえていないと【健康】とは言えないですね
役に立つというのは「何かをしていないといけません」
すなわちOccupaton(作業)が【健康】になるための大切なスパイスだと言えます
- 【健康】になるために大切なたった一つのこととは
- 役に立つと感じられる作業ができているということ
たった一度しかない人生、ますますQOL上げていきましょう
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